家系に存在していた病気になる確率
あなたはご自身の家族の病気歴史をご存知でしょうか？
病院で問診されたこともある方もいると思いますが、祖父母や両親、兄弟が特定の病気にかかっていた場合、同様の病気になる確率が高いので、どういった病気が家系に存在していたかを知っておくことはとても大切です。
そこで今回は、家族の病気歴史を知ることの重要性と情報収集方法をご紹介します。
情報を収集する方法
家族の病気歴史を収集することは、重要な第一歩です。
家族が、病気歴史についてよく知っているかどうかに関わらず、症状を聞くだけでも病気を特定できる場合があるので時間をかけて話し合ってみましょう。
家族の病気歴史を収集すると、特定の病気にかからないように意識することができるので生活習慣が自然と改善し、総合的に健康体でいられるはずです。
1.まず会話を切り出す
両親、兄弟、祖父母など、親の近親者の名前を書き留めていきましょう。
次に、それぞれが持っていた、または持っている病気、および診断された年齢について聞いていきます。
聞き出した情報は、家族と共有しましょう。
2.もっと深く探る
慢性疾患になるリスクを調べるには、どんな疾患で、いつ診断されたのかを親族に尋ねてみましょう。
例えば以下のような質問があげられます。
-心臓病や糖尿病などの慢性疾患の経験はありますか？
-高血圧や高コレステロールなどの健康状態に異常はありますか？
-がんや脳卒中など、他の深刻な病気にかかったことはありますか？どのタイプの癌ですか？
-これらの各疾患または数値の異常が診断されたとき、あなたは何歳でしたか？ （大体の年齢を知ることは重要です。）
-すでに亡くなっている親族の死因と年齢は？
3.情報を記録する
親族の新しい情報を得る時は、必ず記録をしてください。できれば家系図のような形が整理しやすいので、データとしてきちんと記録して保管しておきましょう。
4.病気歴史を医師と共有する
病気に対して不安がある場合は、医師に相談してみましょう。
家族の病気歴史情報を全て知らなくても、まず知っていることを医師に共有しておけば、その不安を払拭するために必要な検査をすすめてくれるはずです。病気は症状が出てからでは、すでに手遅れの場合が多いので、なるべく早い段階で検査を行う事をおすすめします。
仕事で健康診断を受けている方でも、家族に珍しい病気の歴史があった場合、その病気に見合った検査を受ける必要があるので、怖いかもしれませんが、先手を打って行動していきましょう。
家族の病気歴史を知っておく重要性
どういった病気が家系に存在していたかを知っておくことはとても大切です。今回は、家族の病気の歴史を知ることの重要性と情報収集方法をご紹介しました。
家族の病気歴史を収集することは、重要な第一歩。家族の病気歴史を知っておくと、特定の病気にかからないように意識することができるので生活習慣が自然と改善し、総合的に健康体でいられるはずです。
自分だけでなく家族全員のためにも、病気歴史の情報を今のうちから集めておきましょう。
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