【危険】間違った方法で減量した時の体の変化とは?
始めたばっかりなのに、すぐに体重が落ち始めて良い感じ♪
だけど、トレーニングをしているはずなのに体力が落ちてきているみたいで、あまり力がでないんだ。
何か原因があるのかな?
通常、減量する時は、体脂肪を減らして筋肉を増やすことが目標よ。
でも、方法を間違えると、知らない間に脂肪ではなく筋肉を減らしてしまっていることがあるわ。
筋肉が落ちている場合、他にどんな兆候があるの?
脂肪ではなく筋肉が落ちているということは、ワークアウトのパフォーマンスはもちろん、体の機能も低下させてしまうんだ。
正しく減量するために、早速チェックしていこう!
脂肪を燃焼する方法
健康的な食事は通常 45-65% 炭水化物、15-35% タンパク質、および 20-35% 脂肪です。ポイントは、バランスのとれた食事をして、特定の食品を制限しすぎない事が大切です。
体がエネルギーを必要とする時、炭水化物(ブドウ糖)を利用します。しかし、炭水化物(ブドウ糖)が不足している場合、肝臓と筋肉に保存されている(グリコーゲン)筋グルコースを利用することになります。
しかし、肝グリコーゲンや筋グリコーゲンが減少すると、低血糖となって中枢性神経機能が障害され、めまいや筋力低下など、疲労度が急に増してしまう症状が現れます。
脂肪もまた、身体活動の持続時間に応じてエネルギーのために使用されます。エネルギーの主な供給源として脂肪を使用するためには、ケトジェニック食(ケトジェニックダイエットまたはケトン食)に切り替えることが望ましいと、研究者が唱えています。
ケトジェニック食は、炭水化物を1日のカロリー摂取量の5%未満に抑えるものである。これは、ほとんどの穀物、果物、でんぷん質の野菜、マメ科植物、そして菓子類を絶つことを意味する。
そして、脂肪がそれらのカロリーの代わりとなり、その脂肪は代替エネルギー源であるケトン体に変わる。炭水化物由来のグルコース以外では、脂肪由来のケトンが脳で使用できる唯一の燃料なのである。
Ethan Weiss氏とRaymond Swanson氏(両名ともカリフォルニア大学サンフランシスコ校の医師/研究者 )
脂肪ではなく筋肉を失っている時の「5つの兆候」
一体、脂肪ではなく筋肉を失っている場合、どんな症状が出るのでしょうか?
ここからは5つの兆候をご紹介します。
1.ワークアウトがいつもより難しく感じる
たとえ、ジムに通って毎日ワークアウトをしていたとしても、筋肉を失っていればジムをサボりたくなるほどエネルギーがでないことが体感としてわかる状態に。ワークアウトはより難しく感じるはずです。
そのような症状がでたら、無理にワークアウトを続けるのはやめましょう。
2. 日常生活の動作にだるさを感じる
筋肉の減少を感じるのはジムだけではありません。
栄養不足は筋肉の減少だけでなく、機能低下につながる可能性があります。これは通常、エネルギー不足と可能性のあるオーバートレーニングによって引き起こされます。
パフォーマンスの低下とともに体重が減少している人は、オーバートレーニングを考慮しなければなりません。
3. 体脂肪率が下がっていない
体重が減っているのに体脂肪率は変わらない場合、それはおそらく筋肉を失っているサインです。
脂肪はすぐに落ちません。極度な食生活の変化によって、お腹の周囲は細くなっているかもしれませんが、体脂肪率が下がっていない場合、脂肪は変化していないと考えてください。
4. 体重の落ちるペースが速い
急激に下がっていく体重を見て喜ぶ人は多いはず。しかし、筋肉量は悲惨な状態になっていることでしょう。
体重を減らすには長い期間と忍耐が必要です。通常、1週間に1~2キロ程度の減量しかできません。
ただし、脂肪が多い人は急激に体重が落ちる可能性があります。脂肪が多ければ多いほど、体重を落とすときに筋肉よりも脂肪を失う可能性が高くなります。
5. ワークアウトに進歩がみられない
ウェイトトレーニングを日々続けているのに、重量が全く上がらない場合、それは筋肉が減っているもう一つのサインかもしれません。
トレーニングの進歩が見られないのは、あなたの体のニーズを満たしていない良いサインです。体の状態を日々観察してみてください。
正しい方法で健康的に減量しよう
食事を抜いて体重が順調に落ちたから、減量に成功できていると思っていたけど、体が悲鳴をあげていたんだね。
自分の食生活をしっかり見直してみるよ!
正しい方法で、健康的に減量してね♪
WELLLEAD(ウェルリード)は、“WELLNESS(ウェルネス)”という概念に沿って、私たちがより幸せにより安心して生きていくために必要となる要素を題材に情報を発信しています。