CBD×ヨガが最高の組み合わせって本当？
現代社会に生きる多くの人が、日々の生活の中で、ストレスを抱えています。スケジュールはパンパン、キャリア目標に向かって切磋琢磨、人間関係に気を配ったり、金銭面でのやりくり……。運が良ければ、趣味や家族に費やすための時間を”少しだけ”確保できる、といった具合に。
「不安」という感情は生産性を妨げるだけでなく、瞬間瞬間の純粋な喜びを奪ってしまいます。そのため、心を落ち着かせ、自分と向き合い、余計な物は削ぎ落とすために、多くの人が様々な取り組みを行っています。
その方法のひとつとして、ヨガに注目が集まっています。ヨガの8肢側(8つの段階・行法)、特にアーサナ(ポーズ)と瞑想は、短期的に心を落ち着かせるだけでなく、自分の内側と向き合うためのスキルを教えてくれるのです。
しかし最近では、ヨガだけが対処法ではなくなりつつあることをご存知でしょうか。それは、大麻由来の成分であるプリメント「CBD」。大麻や麻由来の製品の合法化が世界中で進む中、日々ストレスを感じている人たちは、不安を対処するための新しい方法を模索したのです。「ダメ、絶対」という広告をよく見かけますが、大麻由来の成分であるCBDの人気は日に日に高まっています。これを使用することでハイになることはありませんが、ヨガを全く新しいレベルの”チル”に導いてくれることでしょう。
今回は、CBDとヨガの組み合わせによって起こる良い効果についてご紹介します。
CBDとは
カンナビジオール（CBD）とは、大麻草の花穂の樹脂の中にできる天然の化合物のことです。大麻草には、何千年も昔から薬として使われてきた長い歴史があります。現在、CBDが持つ健康効果が、世界中の科学者や医師によって試され、実証されつつあります。
安全で依存性のないCBDは、100種類を超える「植物性カンナビノイド」の一つです。植物性カンナビノイドは、大麻草だけにできるもので、大麻草が持つさまざまな医療効果を生み出しています。
またCBDは、同じく医療効果を持つもう一つの重要な植物性カンナビノイドであるテトラヒドロカンナビノール（THC）と密接な関係があります。THCは、大麻草を有名にした「ハイ」を引き起こす化合物です。大麻草の成分のうち、最も科学者による研究が進んでいるのがこの２つです。
ヨガにおけるCBDの効果
ヨガの基本的なコンセプトは、呼吸と動きを通して心身のバランスを整えることですがCBDは、ホメオスタシス（恒常性）の概念を用いて、体内バランスを整えます。
このように、CBD製品とヨガ(アーサナ)は非常に相性が良いのです。CBDを使用していても、ヨガの練習中やその他の通常の活動中に使用しても普段の生活には支障は出ません。CBDの効果はたくさんありますが、ヨガに関連するものとしては、心と体のつながりの強化、ストレスの緩和、筋肉組織の局所的な活性化によるヨガへの適応力の向上、炎症の軽減、練習中の集中力の向上などが挙げられます。
集中力が増す
CBDはゆったりとしたヨガのクラスには自然に適していますが、より陽気で速いペースのヴィンヤサヨガのクラスにも効果があります。例えば、静かにして集中したい時に限って余計に考えてしまうことってありませんか？ヨガマットに座っただけで、思考が走ってしまう脳をオフにするのは難しいですが、CBDが助けてくれます。
筋肉の痛みを和らげる
関節や筋肉の痛みがある方にも効果があります。麻に含まれるCBDなどのカンナビノイドは、体内のカンナビノイド受容体（エンドカンナビノイド・システム）を介してさまざまな働きをします。これは、痛みを感じているときに脳を刺激するのと同じ伝達システムです。CBDを摂取すると、このシステムと相互作用して、元々我々の体に備わっている天然カンナビノイドの産生を促し、体内のバランスを整え、抗炎症反応を起こします。そのため、運動後の筋肉の痛みを和らげるのに役立つのです。
至福が持続する
CBDは、マットを離れた後の至福の気持ちを長持ちさせるのにも役立ちます。気分が良い時、私たちの脳は自然にアナンダミドという神経伝達物質を生成し、放出します。サンスクリット語で「アナンダ」は「至福」を意味し、アナンダミドは「至福の分子」と呼ばれています。他の神経伝達物質と同様に、アナンダミドは壊れやすく、体内ですぐに分解されてしまうため、永久的な至福の状態を作り出すことができません。
しかし、CBDはアナンダミドを分解する酵素を抑制することがわかっています。このようにして、私たちの体内に自然に存在するアナンダミドの効果をより長く持続させることができるのです。つまり、ヨガセッションで得られる至福の感覚は、CBDを取り入れることでさらに向上させることができます。
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CBDを取り入れるには
CBDには吸引系以外の摂取方法があり、それぞれに特徴があります。軟膏として体に塗ったり、チンキ(生薬やハーブの成分をエタノール、またはエタノールと精製水の混合液に浸すことで作られる液状の製剤)オイルやソフトジェルカプセルで摂取することができます。
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ヨガではソフトジェルが最も適しているかもしれませんが、作用時間に注意する必要があります。CBDはカプセルで摂取すると効果が体感出来るまでに少し時間がかかります。平均で約 35 分です。
また使用量としては、一度に10～15mgの用量から始め慣れてきたら徐々に増やしていくのが良いとされています。
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ぜひ自分のライフスタイルに合う種類のCBDを取り入れてみてください。
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