意外と簡単?!寿命を10年延ばす方法とは
長い人生をできるだけ健康的に生きたいと思っているのに、テレビで見る健康法や病に効く食べ物を試しても長続きせず辞めてしまう人が多いのではないでしょうか?
現代人は生活習慣病にかかる事が多く、癌に関しては二人に一人が患ってしまうと言われています。長く、健康的に生きていくにはライフスタイルを根本から見直し、病気になるリスクを可能な限り下げる必要があります。
そこで今回は、健康的に長生きする人には共通する点と長生きの秘訣について詳しくご紹介します。
健康的に生きるための5つの要素
この研究は、アメリカで在籍している女性ナース73000人と男性医療従事者40000人から収集したデータを元にまとめられています。
全検査対象は検査の当初、癌、心臓疾患、糖尿病の発症はありませんでした。それから20年間、対象者全員の健康状態を再度検査したところ、慢性的疾患にかからず長生きをした人には5つの共通点がありました。
①タバコを吸わない
②一日最低30分運動をしている
③お酒はほどほどに
④体重が安定していた(BMIは25以下)
⑤食事がバランス良く摂れていた
以上のような、ヘルシーなライフスタイルを保てば身体はもちろん、メンタルも健康的になる傾向があると判明しました。
健康体でいる時間を延ばす
5つの共通点を一つも守っていなかった50歳の女性は、癌、糖尿病、心臓疾患にかかっていない平均年数が24年間でした。比べて4~5つの共通点を守っていた女性の平均年数は34年間でした。
男性の場合は、共通点を守らなかった50歳の男性の平均年数は24歳に対して4-~5つ守った方は31年間でした。
健康を目指すなら食事が一番の鍵
健康な生活習慣を過ごすのであれば、「食事」が最も大事な要素の一つです。
例えば、食物繊維を多く含んだ食材は、心臓の疾患や血圧に良い影響を与えます。
レンズ豆やグリーンピースなどの豆類も、心臓疾患やコレステロールに良いとされています。
控えるべき食材は、やはり砂糖、塩分、飽和脂肪、精製炭水化物類です。特にコレステロール値が高い場合はこれらを含まない食事にシフトすることをおすすめします。
タバコとメタボが及ぼす影響
5つの要素を研究した結果、男性のヘビースモーカー(1日15本以上)と男女のメタボ(BMI30以上)の健康な寿命の平均年数が全カテゴリーの中で一番低い事が発表されています。
特に喫煙者は、すぐにタバコをやめる事ができれば心臓疾患や癌になるリスクを大幅に下げることができます。禁煙後10年でリスクが半減し、15年で非喫煙者と同じ肺の状態に回復できます。
自分の身体やライフスタイルと向き合おう
今回は、健康的に長生きする人には共通する点と長生きの秘訣について詳しくご紹介しました。
5つの要素の中で、あなたはいくつ守れていたでしょうか?
健康的に生きたいのであれば、生活そのものを変える必要あることを自覚してください。
例えば、禁煙をすぐに始め、仕事前か後に30分の軽いジョギング、お昼はお弁当を自炊して、お酒は週末にお友達とほどほどに。
これを明日から始められれば、すでに寿命が5年は伸びたことが約束されます。健康的に生きるという強い覚悟を持って、自分の身体やライフスタイルと向き合ってみてください。
WELLLEAD(ウェルリード)は、“WELLNESS(ウェルネス)”という概念に沿って、私たちがより幸せにより安心して生きていくために必要となる要素を題材に情報を発信しています。