【飲酒】異変…30歳を超えた頃から二日酔いが酷くなっていく本当の原因とリスク

次第に二日酔いが酷くなっていく原因

アルコールを飲み過ぎて「もう一生お酒なんて飲まない」と思ったことはありませんか?

吐き気や頭痛、倦怠感など次の日に起こるダメージや代償を深く考えず、つい楽しくなって飲んでしまいますよね…。20代の頃は、シャワーを浴びて水を飲めば、なんとか立ち回れたかもしれませんが、30代に突入してから辛さが増しているように感じている方も少なくないはず。

そこで今回は、30歳を超えてた頃から二日酔いがひどくなっていく原因をご紹介します。

自分の身体のためにも、しっかりチェックしていきましょう。

お酒との付き合い方

アメリカでは年間でおよそ9万人がアルコールによって死亡しています。

実は、人間の体力と筋力は20代後半がピークと言われ、劣化していく生き物です。その為、今まで走れた距離が走れなくなったり、持ち上げられたウェイトが持ち上げられないなど、歳を重ねれば重ねるほど、身体の変化がどんどん出てきます。お酒もその類で当然、歳と比例してお酒を飲んだ次の日の辛さが増していきます。

自分を過信せず、歳を取るにつれて、お酒との付き合い方も変えていくべきなのです。

年齢と共に起こる細胞レベルの変化

人間には、「テロメア」という染色体の末端にタンパク質が備わっています。テロメアは染色体を外部から守る役目を果たしますが、歳を取るに連れて短くなってしまいます。それに伴って、病気やアルコールの影響を年々受けやすくなってしまうのです。それに加え、アルコールを分解する肝臓の酵素が年々減少していきます。

一日一杯程度は体にいいのでは?

近年、適度な量のアルコール(主にワイン)が体にいい効果をもたらす、という内容の研究が目立っています。

確かに少量のアルコールは、心臓発作を予防するのには良いという科学的な裏付けはありますが、逆に、脳卒中のリスクを上げるという裏付けも存在するのです。要するに、少量のアルコールも諸刃の剣だということ。

しかも、飲む期間が続くと健忘症、認知症、神経痛、高血圧、視力の低下などの症状が発生するリスクが高まるので、注意が必要です。

高齢者への影響

高齢者には、酔って転んでしまったり、事故を起こしてしまう可能性以外に、既に患っている病気の進行を促進させてしまう重大なリスクが存在します。

特に、認知症、癌(種類に寄る)、糖尿病、高血圧、潰瘍は悪化させてしまう可能性があるので、アルコールは控えておくのが賢明です。

依存度でいえば大麻より怖い

お酒は結局、身体に毒だということです。依存度でいえば大麻より怖いと言えます。

しかし、今まで飲んでいた人が完全にお酒を断つ事は現代社会の中では難しいと思うので、まずは自分の健康状態を意識しながらお酒の量を調節していきましょう。

自力で辞められない人は、専門家に相談するのもおすすめです。そして、飲む時はこまめに水分補給をし、なるべく早く帰宅するように心がけましょう。自分で意識していくことがとても大切です。

一度、お酒との付き合い方を考えてみましょう。


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