【紫外線ケア】その対処法、間違えてませんか?日焼けをした時に絶対やってはいけないこと。

日焼けでめくれた皮を剥いてはいけない理由を知っていますか?

夏の暑い日差しを浴びて海で過ごした数日後、日焼けした肌からめくれてくる皮をはがすのは不思議と楽しいものですよね。一旦剥き始めると、一回でより大きな面積を剥く事に大義を感じて、止めることが難しくなってしまいます。

しかし、その皮を剥く行為・・・皮膚を傷つけるだけでなく、感染症になりやすい状況を自ら作っているということをご存知でしたか?

今回は、皮が剥ける原因や日焼けした肌の対処法をご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

なぜ日焼けをしたら皮がめくれるのか?

海で日差しを浴びるのは気持ちが良いですよね。事実、太陽の光を浴びることによってビタミンDが体内で生成されたり、気分も上がるという事が科学的に解明されています。しかし、「太陽の紫外線によって日焼け=肌がダメージを受けている状態」なので、肌にとって良いことは一つも無いのです。

さらに、皮がむけるという事は、損傷の激しすぎた部分を身体が切り捨てている現象です、いわばトカゲの尻尾。さらなる人体へのダメージを切り捨てるリスクヘッジだったのです!

肌の一番外側の層である表皮(ひょうひ)は、細菌やウィルスがうじゃうじゃいる外の世界から守るための、体内にあるバリアです。それが紫外線の日焼けによってダメージ、または損傷します。ダメージを検知した身体はすぐに細胞の再生を活発化しますが、再生が完了するしばらくの間、肌は外の世界の影響を受けやすくなります。バリアが剥がれている間に細菌・ウィルス等が侵入し、シミなどのリスクが上がってしまうのです。

重度の日焼けは放置せず病院へ

日焼けでめくれた皮を自ら剥くのはもちろん、ピーリング剤の使用、身体を垢落とし用の手ぬぐいやブラシでのこすり洗いは、肌が傷ついてしまい痕が残ってしまう可能性があるので避けましょう。重度の日焼けはそのまま放置してはいけません。火傷が身体の大部分を覆っている場合や、発熱、痛み、頭痛、悪心、悪寒を感じる場合や、水疱のような腫れ、膿、または赤い縞模様を含む感染の兆候に気付いた場合にも、医師の診察を受けてください。

日焼けに対処する正しい方法

表皮は、損傷すると大量の水分を失います。日焼けをしてしまったら、まず何より肌に潤いを与え、できる限り元の水分量に戻しましょう。

その時、大豆やアロエをベースにしたローションが一般的に推奨されていますが、最近ではCBD(カンナビジオール)を含有したローションが世界の多くの方に取り入れられています。人間を含むすべての哺乳類には、エンドカンナビノイドシステムと呼ばれる身体機能の調節システムがあり、CBD(カンナビジオール)はこのエンドカンナビノイドシステムに働きかけることによって、崩れたバランスを取り戻すと言われている成分です。

また、座ったり寝たりする事も苦痛なほど日焼けの状態がひどい場合は、市販の鎮痛剤を服用することで炎症を減らすことができます。

何らかの理由で、どうしても太陽の下に出なければならない場合は、日焼け止め、長袖、帽子、サングラス等で紫外線からの保護をしましょう。そして必ず、SPF30以上の日焼け止めを必ず塗るようにしてください。 全身に塗る事で、「レジャー紫外線」とも呼ばれるUVB光線からも守ってくれます。さらに露出部分に十分な量の日焼け止めを塗り、2〜3時間ごとに塗り直してください。

皮膚への直接の潤いや日焼け止めがもちろん必須ですが、体内から皮膚を潤す事も大切なので、こまめに水分補給を心がけましょう。

紫外線ケアを見直して正しいケアを!

皮が剥ける原因や日焼けした肌の対処法をご紹介しました。

日焼けをしてでシミができるだけでなく、シワやたるみが進み、ひどい場合は感染症の恐れもあります。日焼け止めやローションをしても症状が改善されない場合は、医師の診察を受けましょう。肌ケアを怠っている方は、この機会に紫外線ケアを見直してみてくださいね。


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