【香水の有効期限】見分ける方法＆香りの鮮度に保つための3つのヒント

香水の有効期限を見分ける方法＆香りの鮮度を保つためのヒント

香水の有効期限はいつ？

結論から言うと、香水の有効期限は香水の種類によって違いがあります。

通常、香水はアルコールと安定剤が入っているので数年は問題ありません。しかし、最近増加傾向に見られる添加物を含まないナチュラル派の香水は、添加物を含む香水に比べて、はるかに短い期間しか使用できないのです。

また、ナチュラルな香水でも、香りの種類によって有効期限が変動します。
ムスクやウッディな香りであれば12〜15ヶ月持ちますが、シトラスやフローラルな香りではたったの6〜12ヶ月しか持ちません。添付材を含まないオーガニックとして販売されている香水が 、5年経っても劣化しない場合は、防腐剤と他の化学物質が含まれている可能性があります。

香水が期限切れを早める要因は、酸化・紫外線・温度の3つです。香水が空気、熱、日光、に晒されてしまうと、腐ってしまう可能性があります。長期間使用したい場合は、これらを避けて保管しましょう。

香水の期限切れの見分け方は？

劣化してくると、香水が変色することがあります。茶色っぽくなったり、黒っぽい場合は、主に酸化が原因です。香水ボトルが無色ならば、変化を見分けるのは簡単です。

また、香りが変わることもあります。久しぶりに付けた香水が、少し違和感のある香りだった場合、香水が期限切れになってしまっている可能性があるサインです。日光や熱の影響を受けている香水の場合、最初は本来の良い香りだったとしても、大幅に匂いが変わってしまいます。

そして、ボトルの底に、固体の沈殿物が見受けられた場合、それは香水を捨てるべきタイミングのサイン。お気に入りの香水であっても使用せず、各自治体の捨て方に従って正しく破棄しましょう。

香水の有効期限を確認するためにも、香水の箱は取っておくことをおすすめします。記載がない場合は、香水を開けた日付をボトルに直接書くのも良いでしょう。

長持ちさせるための3つのコツ

お気に入りの香水を持っている場合は、できるだけ長く大切に使いたいですよね、
次の3つの事に気をつけながら保管して下さい。

1. 洗面所に保管しない

香水の劣化は、温度変化でも起こり得ます。保存に適した温度は15℃以下といわれており、温度が高すぎると成分が揮発し、低すぎると成分が結晶化する可能性があります。

洗面所が風呂場に併設している場合、香水は熱にさらされています。特に、シャワーから発生する蒸気は、香りが変わってしまう環境を作ってしまうので注意が必要です。

2. 日光の当たらない涼しい場所に保管

香水を保管する場所の一つとして、寝室もおすすめです。さらに良いのは、引き出しの中に入れておくこと。

できるだけ酸化・紫外線・温度を避ける工夫をしてくださいね。

収納場所が見つからない人は、紫外線の影響を最小限に抑えるため、箱に保管しておきましょう。箱がなければ、別の黒い箱に入れたり、黒い布をかぶせたりして、遮光を意識した保管を心掛けましょう。

なお、香水を肌につけた後も、直射日光にあてると、肌荒れやかぶれを引き起こす原因になります。なるべく日光が当たらない部分につけましょう。

3. 長い間、蓋を外した状態にしない

蓋をし忘れてしまう事もあると思います。しかし、空気に香水が触れる事で、より速く酸化が進んでしまいます。

長期的に蓋を外して保管していると、香水本来の香りが失われてしまいます。

酸化による品質の劣化を防ぐ考え方は、ワインやコーヒーの保存と同じです。ワイン用の窒素ボンベがあるなら、瓶の内部に窒素を充填しておけば、より酸化を抑えられます。

フタがしっかりと閉まるよう、香水の使用後にコットンやガーゼで瓶の口周りをきれいに拭き取るひと手間も実践してみましょう。

香水の期限をしっかりチェックして大切に保管しておこう♪

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