【要注意】高タンパクの食生活について栄養士と共にメリットとデメリットを検討した結果

高タンパクの食生活は身体にいいの?栄養士と共に長所と短所を検討

高タンパク食で体重を減らすことはできますが、いくつかのリスクが存在します。

そもそも高タンパクダイエットは、本当に人をスリムにする魔法のダイエットなのでしょうか?

そこで今回は、栄養士であるステファニ・サッソス氏から聞いた「高タンパクな食事」の長所と短所についてご紹介します。

高タンパクダイエットとは?

高タンパクダイエットは、言葉通り大量のタンパク質と合わせて、少量の炭水化物を摂取することを根本とするダイエットプランです。

サッソス氏によると、「タンパク質は骨、筋肉、軟骨、皮膚、そして血液の重要な構成要素である。タンパク質の減量における役割は長年研究されており、満腹感を長く保ち、食欲を制御しやすくすることで一日に摂取する総合的なカロリーが減少する。」とのことです。

さまざまな種類の高タンパクダイエットが存在し、それぞれに独特の食事制限がありますが、アトキンスダイエットやパレオダイエット、最近ではケトジェニックダイエットが流行しています。

高タンパクダイエットは何を食べていいの?

高タンパクの食事には、牛肉、鶏肉、魚、乳製品、チーズ、卵、バター、油など、すべての種類のタンパク質と脂肪が許可されています。

「高タンパクダイエットをしている人は、パン、パスタ、果物、でんぷんを多く含む野菜などの炭水化物を制限し、パレオダイエットではマメ科植物さえも制限します」とサッソス氏は言います。

皮のない鶏胸肉、魚、卵、豆、など脂質の少ないタンパク質源を選択するように意識し、野菜も摂りましょう。

食物繊維と栄養素の高い炭水化物を積極的に選択してください。

高タンパクダイエットは減量に適しているか?

高タンパク食で体重を減らすことはもちろん可能ですが、健康的な炭水化物をも制限してしまうので注意が必要です。

炭水化物は、体内で水分を運ぶため、高タンパク質、低炭水化物ダイエットを始めると、すぐに体重が減る傾向がありますが、炭水化物をカットしているため、大量の水分を失ってその重量が減っているだけなのです。

多くの人は、最初の水分量の体重が落ちた後、減量のペース横ばいになる傾向にあります。最も健康的にいい高タンパクダイエットは、鶏肉等の資質の少ないタンパク質を摂取しつつ、健康的な炭水化物も適量に摂ることです。

高タンパクダイエットは結局健康なの?

何事も過剰に摂取すると健康上、問題になります。

高たんぱくばかりの食事は腎臓にストレスを与え、脱水症状を引き起こす可能性があります。

典型的には、体重1kg当たり1gのタンパク質を日々摂取するのが理想的です。

運動している方の場合は、より多くのタンパク質が必要になる場合あるので、もし身近に栄養士がいれば、あなたに必要なタンパク質の適正量を相談してみましょう。

身体の適正量を摂取することでリスク回避

世に出回っているほとんどの高タンパクダイエットは、体重を減らすことはできますが、いくつかのリスクが存在します。

そこで今回は、栄養士であるステファニ・サッソス氏から聞いた「高タンパクな食事」についてご紹介しました。

一部の高タンパクダイエットは脂肪の多い肉の消費を促すため、心臓病やその他の慢性疾患のリスクを高める可能性があります。

自分の身体の適正量を摂取するように心がけていきましょう。

 


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