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物事をルーティン化する「隠されたメリット」
イギリスの作家、医師、政治活動家のサー・アーサー・コナン・ドイルがかつての発言について、近年密かに関心が高まっています。
多くの研究者は、物事をルーティン化する事で、双極性障害、ADHD、不眠症の緩和を含む、広範囲の心理的メリットがあることを発見しました。
そこで今回は、物事をルーティン化する「隠されたメリット」について詳しくご紹介します。
ルーティンその1:不安やストレスを軽減する
ワークアウトのルーティンを決めるのと同じように、私たちは、メンタルの健康のためにルーティンを決める必要があります。
日記をつけることも、心の健康を維持するためのおすすめルーティンの一つです。
自分の不安や心配事、重くのしかかる問題を把握し整理し解決するために、定期的に、または毎日「考える時間」を作ることがとても大切なのです。
ルーティンは、ストレスにも役立ちます。
家事、仕事のタスク、会議、ワークアウト、請求書の支払いなど、必ずやらなければいけないことってありますよね。ギリギリまで先延ばしにしたりせず、スケジュールを立てて実行してみましょう。
このスケジュールがルーティン化すれば、習慣となり、全ての項目を達成することが容易になります。1日20分、時間を確保して管理をすることで、よく眠れるようになり、毎日をより楽しめるようになるはずです。
ルーティンその2:創造性と生産性を上げる
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ジークムント・フロイトやルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンなどの有名な才能ある創造的な人たちは、それぞれが長所を伸ばすために日常生活をルーティン化していたことがわかっています。
ルーティンは、創造性と生産性を上げるための彼らの秘密兵器だったのです。
午後には10km走ったり、1500m泳いだりしてから、本を読んだり、音楽を聴いたりします。
就寝は夜9時。そのルーティンがとても重要で、一種のメセマリズムです。そうすることで深層心理に到達することができるのです。(出典:The Paris Review)
このように、クリエイティブな人にとってのルーティンの主な利点は、その規則性にあります。
自分に合った生活習慣を見つけて、ゼロ思考を必要とするプロセスに変えると、より重要なことに心を解放できるようになります。
ルーティンその3:自分にとって大切なことのための時間を作る
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ルーティンを生活に取り入れることで、趣味や夢・目標を追求する時間を作ることができます。
また、毎日行うことで創造性を豊かにできるだけでなく、無意識に心の中で絶えず浸透させておくことで、物事をこなすのが上手になります。
自分が挑戦したいことをルーティンに取り入れてみると良いでしょう。最初は上手くできなくても、ルーティンにすることで、間違いなく上達していくはずです。
その中でも、毎日のルーティンにおすすめなのが瞑想です。
瞑想はストレスや不安を軽減しながら、創造性と生産性を高めるので、今まで述べてきたすべての恩恵を受けられます。ぜひ試してみてください。
ルーティンの作り方
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それでは、ここからルーティンを組み立てていきましょう。
1週間の内に毎日行うすべてのことを書き出してください。
その中で、実は必要がなかったり、時間を減らすことができる項目はありませんか?
次に、毎日のルーティンとして設定できるものを考えてみましょう。
ここで大切なのは、自分のライフスタイルに合っているか、ということ。例えば、遅くまで起きているライフスタイルを貫いている人にとって、「早起きをする」というルーティンは困難だといえるでしょう。あくまでも、自分のライフスタイルに自然と設定できるルーティンが好ましいと言えます。
ルーティンに慣れてくると、違和感がどんどんなくなっていきます。もしも、何かが上手くハマっていないと感じるのであれば、ルーティンをすぐに見直し、改善していきましょう。
一度確立してしまえば、ほんの少しの微調整で一日を一気に活性化することができます。
ぜひ自分に合ったルーティンを実行してみてください。
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