減量中におすすめの飲み物&避けるべき飲み物 12選
減量をしているのであれば食べ物だけでなく、飲み物にも十分注意しなければなりません。
必死に減量をしているのに、気づかぬうちに高カロリーの飲み物を摂取してしまっているかも?
そこで今回は、減量中におすすめの飲み物と避けるべき飲み物をご紹介します。
減量中におすすめの飲み物
①無脂肪牛乳もしくは無調整豆乳
少ないカロリーで、栄養分の高いものが減量中には求められます。豆乳、もしくは無脂肪牛乳は、低カロリーなだけでなく栄養分も摂ることができるので、まさにおすすめ。
特に、無調整豆乳は、腸内でコレステロールや胆汁酸を吸着して排泄を促してくれたり、コレステロールが血液中に吸収されるのを抑えてくれる大豆たんぱくなどが含まれています。また、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぎ、動脈硬化や骨粗鬆症の予防や改善などに効果があるイソフラボン、悪玉コレステロールの蓄積を抑え、動脈硬化を予防し、心筋梗塞や脳梗塞などの予防にも役立つサポニンなど、豊富な栄養素が含まれているので、健康的な減量に向いているといえます。
逆に、アーモンドミルクはカロリーは低いですが、タンパク質などの栄養分も低い為、減量中の飲み物としては向いていません。
②緑茶
日本人に馴染みのある緑茶は、カロリーがない上にカテキンが含まれていることで有名ですよね。ポリフェノールの一種であるカテキンは、食べた直後の脂質の燃焼・排出を助けて脂肪蓄積を防いだり、血糖値の上昇を抑制し、コレステロール値を改善する効果もあると言われています。
また、緑茶に含まれるテアニンという成分が、ストレス軽減効果やリラックス効果があるといわれており、ダイエット中の精神安定や、イライラ対策にも。
これらの効果は飲んでから数時間しか持続しないため、一日に数回飲むのが効果的です。
③野菜ジュース
野菜ジュースはフルーツジュースと同じく栄養価が高い上に、比較的カロリーが低めです。
また、食前に野菜ジュースを摂取しておくと、食事による急激な血糖値の上昇を抑えられます。食事による急激な血糖値の上昇は、脂肪を蓄積する原因になると言われている為、食事の30分前に飲むのが効果的です。
フレッシュトマトジュース一杯のカロリーが41kcalなのに対してオレンジジュースは122kcal。自宅で新鮮な野菜をジューサーで調理するのが一番おすすめですが、お店で野菜ジュースを買う場合は砂糖と塩分の量に注意しましょう。
④ブラックコーヒー
仕事でエネルギーが必要な時は、エナジードリンクではなくブラックコーヒーを選ぶようにしましょう。200mlのブラックコーヒー(浸出液)のカロリーは8kcalと低いですし、抗酸化作用も豊富です。
また最近の研究では、一日3~4杯飲むと気分が安定し、集中力が上がるだけでなく、糖尿病の防止や数種類の癌にも効果があると言われています。
コーヒーに含まれるカフェインは、神経や筋肉を刺激する作用があるので、肉体の疲労を回復させたり、自律神経の一種である副交感神経が緊張している時に起こりやすい喘息の発作を抑える効果もあります。
また、コーヒーに含まれるニコチン酸(たばこのニコチ ンとは別物)は、毎日適量をとることで、コレステ ロール値を下げられ、コーヒーを飲み続けることで、善玉コレステロ ールの高密度リポタンパクが次第に増加することが報告されています。
⑤水
水は、呼吸や食事で身体に入った酸素やビタミン・ミネラルなどの栄養素を、身体中へ運びます。それと同時に、身体に溜まっている老廃物を排出する役目を担っています。
血液の中で酸素を運ぶ赤血球は、60%以上が水分なので、水分が不足すると疲れやすくなったり肌が荒れたりします。
もちろんのことですが、今あなたが飲んでいるジュースやソーダを水に変えるだけで、一日数百カロリーを削ることが出来ます。
食事の前に水をコップ2杯飲むだけで満腹感を早く得られる上に、代謝も上がるので、意識して水分補給をしましょう。
減量中に避けるべき飲み物
①ブラック以外のコーヒー
350mlのカフェモカのカロリーは、300kcalあることをご存知でしょうか。コーヒーに甘味を足したい場合は、カロリーフリーのシロップや無脂肪牛乳を足すなど、工夫をすることをおすすめします。
減量中に生クリームをトッピングするのはもってのほかですよ。
②炭酸飲料全般
炭酸飲料は、500mlに対して40~65g(角砂糖10~16個分相当)の糖分が含まれています。しかも、栄養価が空っぽのカロリーを大量に摂取してしまうことになるので、減量中に飲むのは厳禁。
また、ドリンクのボトルに「砂糖不使用」と書いてあっても、砂糖以外の糖分が入っていてカロリーが高いものもあります。「カロリーオフ」という表示があっても、500mlを1本飲むと100kcalもカロリーが含まれている物も存在するので、購入する際は表記をしっかりチェックしましょう。
どうしても炭酸を飲みたい時には、炭酸水を取り入れることをおすすめします。
③カクテル
減量中は、糖類を含んでいない低カロリーカクテルを選ぶようにしましょう。例えば、ウォッカのカロリーは70-100kcal。ウォッカソーダなどを取り入れてみてはいかがでしょうか?
味に物足りなさを感じた時は、カットレモンやライムを絞るのをおすすめします。マイタイやマルゲリータはカロリーが高いカクテルなので、減量中に飲むのは控えた方が良いでしょう。
④ノンアルコールカクテル
南国をイメージしたようなノンアルコールカクテルは、基本的に糖質を多く含みます。甘いリキュールに併せて、糖類が豊富に含まれるフルーツジュースを使うことが多いので、減量には不向きのドリンクです。
炭酸水をベースにカットフルーツやハーブで味付けした飲み物を選ぶようにするとカロリーを大量にカットすることが出来ますよ。
⑤ビール
有名な話ですが、ビールは減量には向きません。ライトビールであれば350mlでおよそ150カロリー、黒ビールやクラフトビールはカロリー多めなので飲まないに越したことはありません。
ビールの炭酸やホップの成分が胃壁を刺激することで、食欲増進効果があると言われているので、食べ過ぎにも注意が必要です。
最近では様々な種類のビールも発売されていますが、糖質ゼロや糖質オフビールの中には「飲んだ」という満足感を与えるためにアルコール度数を高めている商品もあります。この場合は普通のビールよりもカロリーが高くなっているので、選ぶ時には注意しましょう。
⑥エナジードリンク
近年流行っているエナジードリンクは、砂糖を多く含みカロリーも非常に高い飲み物です。海外では飲みすぎて、吐き気・頭痛・心臓発作を起こすなど、様々な健康的リスクも報告されているので、基本的には避けてください。
減量するに当たって、健康面にもしっかり目を向けていきましょう。
⑦フルーツジュース全般
フルーツジュースは、炭酸飲料と同じくらい高カロリーな飲み物です。フルーツジュースを飲む時は、栄養素が豊富に含まれている100%の物だけを選ぶようにして下さい。
また、その際にはラベルを確認して糖類の量もしっかりチェックしておきましょう。100%フレッシュジュースであっても、飲み過ぎには気をつけてくださいね。
普段の飲み物を見直してみて
WELLLEAD(ウェルリード)は、“WELLNESS(ウェルネス)”という概念に沿って、私たちがより幸せにより安心して生きていくために必要となる要素を題材に情報を発信しています。