油を使わない家電「ノンフライヤー」は本当に健康的なのか?
油で揚げるよりヘルシーだから購入を考えているの♪
【疑問①】ノンフライヤーの仕組みは？
ノンフライヤーは、通常の揚げ物とは、比べ物にならないほど少量の油しか使わないのが特徴で、オーブンよりも短時間＆少ない電力で食材を調理してくれます。
揚げ物の場合、食材を油に沈めて調理しますが、ノンフライヤーの場合は、食材の周りに熱風を循環させ、最小限の油でサクサク食感に仕上げます。
つまり、空気を循環させて調理するという点で、ノンフライヤーは油を使った揚げ物ではなく、対流式オーブンに近い物ということになります。
揚げ物やオーブンとは違う点で注意しなければいけないのは、ノンフライヤーの中にいれる食材の量。
入れる食材が多ければ多いほど、熱が均等に行き渡らないため、置く場所や向きを調整しなければいけません。
他にも、脂肪分の多い魚を除いては、クッキングスプレーを使ったり、オリーブオイルやオイルベースのマリネ液で軽くコーティングした方が、断然美味しく仕上がります。このようにコーティングすることで、揚げ物につける衣を付けなくても、揚げ物の食感を楽しむことができ、食材が油を過剰に吸収することを防げます。
以上のことから、本来の揚げ物とは違いますが、ノンフライヤー調理することで、少量の油だけで揚げ物のような食感を楽しむことができます。
【疑問②】ノンフライヤー調理でおすすめの食材は何?
油であげないノンフライヤーでは、様々な食材を調理することができます。
例えば、油を使用した揚げ物調理では難しい、芽キャベツからケールチップスまでのほとんどの野菜。そして、鶏肉、豆腐、サーモンなどのタンパク質、ジャガイモなどのでんぷん質を調理するのにも優れています。
残り物を再加熱して食感を戻すのもおすすめですよ。
【疑問③】ノンフライヤーで健康になれる？
実のところ、ノンフライヤーで健康になれるかどうかは、調理する食材や食生活にかかっています。
栄養価の高い食材（ケール、もやし、鶏肉など）をノンフライヤー調理した場合は、健康増進につながる可能性があります。しかし、チーズスティックや、パン粉などの材料が必要になるものは、健康的な食事とは言えません。健康的に過ごしたいのであれば、こういったものをノンフライヤーで調理し続けることは避けましょう。
ノンフライヤーで美味しくて健康的な食事を心がけよう
WELLLEAD（ウェルリード）は、“WELLNESS（ウェルネス）”という概念に沿って、私たちがより幸せにより安心して生きていくために必要となる要素を題材に情報を発信しています。
