【食生活】朝食の摂り方が間違っている？！ダイエットをしているのに「体重が減らない原因」5選

ダイエットしているのに…体重が減らない！！その原因とは？

間違った方法その1：カロリーを抑えるために朝食を抜く

1日のカロリー摂取量を抑えるために、朝食を抜いているのであれば、そのやり方は間違っているといえるでしょう。確かに、朝食を抜くことで、消費カロリーを抑えることができます。しかし、その後に大きな影響が出てくることを忘れてはいけません。

朝食を食べることで、「食後エネルギー消費量」と呼ばれる、食べたものを消化・燃焼するためのエネルギー（カロリー）の量が増加することが様々な研究結果でわかっています。すなわち、朝食を食べるだけで40～200カロリーを余分に消費することできることができるのです。さらに、朝食を食べることは、体重を減らすだけでなく、リバウンドしないようにするための鍵となります。

ダイエットをしたいのであれば、ボリュームがあっても良いので、しっかり朝食を食べて、他の食事や間食のカロリーをカットしましょう。朝に何かを食べることで余分なカロリーを燃焼させることができる方法なので、空腹感も減り、我慢する必要もありません。

間違った方法その2：スナックのような朝食が多い

手軽で簡単だからといって、シリアルやパンケーキ、焼き菓子など食べていませんか？

シリアルやパンケーキ、焼き菓子など、洋風の朝食を摂っている場合、朝食でタンパク質を約13g、夕食でその3倍（39g）を平均で食べていることがわかりました。

このような食生活は、炭水化物に偏ってしまい、昼食や夕食に比べて、タンパク質が低くなります。1日に摂る食事のタンパク質摂取量のバランスを整えることで、筋肉が分解をされるのを防ぎ、激しい運動後の筋肉の構築に役立ちます。運動能力や代謝に良い影響を与えてくれるのです。

朝食に炭水化物を多く含む食品を好んで食べているという人は、ヨーグルト、卵、サラダチキンなどを朝食に取り入れてタンパク質を摂取しましょう。そうすることで昼食・夕食の摂取量を相殺することができます。

間違った方法その3：朝食を1日の中で一番少ない食事にする

できるだけ食べる量を減らそうとして、朝食を抜いたり、減らしている人も多いのではないでしょうか？

ダイエットをしてる場合、朝食＞昼食＞夕食のように、食事の量を朝食から夕食にかけて減らしていくのが効果的という研究結果が報告されています。
2020年2月に行われた研究では、朝食時に必要なカロリーの約70％、昼食時に20％、夕食時にわずか10％を食べることで、朝食時に総カロリーの10％、昼食時に20％、夕食時に70％を食べる場合と比較して、ダイエット誘発性熱発生（食後に燃焼されるカロリー）が2.5倍に増加することがわかりました。

すでに、朝食を減らしたり抜いたりしている人は、今すぐにボリュームのある朝食を摂るのに少し時間がかかるかもしれません。そうした場合、フルーツを1個追加、トーストにベーコンやアボカド をトッピング、オムレツの卵を増やすなど、少しずつ食事の量を増やしていきましょう。

できるだけ朝食にタンパク質を含む多くのカロリーを摂取し、夕食にかけてカロリーを減らすことを全体的な目標にして食事を摂るようにしてください。

間違った方法その4：フルーツではなくフルーツジュースを選んでいる

できるだけ多くの果物や野菜を摂取するために、フルーツジュースや野菜ジュースを取り入れている人も多いですよね。

しかし、フルーツや野菜のコールドプレスジュースは、お金がかかるだけでなく、ジュースにすることで食物繊維の大部分が削がれてしまいます。
食物繊維には、満腹効果を長く保ってくれる働きがあります。また、消化を遅らせ、急激に上昇したり下降したりする血糖値を保つ効果があります。

野菜や果物をたくさん摂取したい人には、果物や野菜に含まれる食物繊維を余すことなく摂れるスムージーがおすすめです。

間違った方法その5：コーヒーを飲みすぎている

コーヒーは、抗酸化物質の源なので、減量に役立つ可能性が大いにありますが、量や摂り方が重要です。

コーヒーに砂糖を追加した場合、カロリーを増加させてしまいます。また、人工甘味料は、砂糖のようなカロリーの増加はありませんが、腸に良くないものだという研究結果が報告されています。

サッカリン、アスパルテーム、スクラロースといった人工甘味料の使用は、腸内フローラのブドウ糖不耐症（糖尿病の危険因子）のリスクを増加させる可能性があるので注意が必要です。

それらの代わりに、牛乳や豆乳やアーモンドミルクを加えてみてください。どうしても糖分を加えたい場合は、1日当たり女性は25gまたは小さじ6杯、男性は36gまたは小さじ9杯に制限することを心に留めておきましょう。

生活習慣や食生活から見直してみよう！

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